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2012年6月6日水曜日

田植えの裏側!!

本日は、小学校団体の田植え体験がありました。
手で植える田植えは、よく知られているところですが、今回密着してみると、
その裏側では、田植えについていろいろな面白い発見があったのでご紹介します。


まずこちらは、苗をわらで縛ってます。

こんな感じ。
なぜかというと、腰に下げた籠に苗を入れて田んぼに入って植えていきますが、
途中でなくなってしまった時に、畦(あぜ)から投げて渡してあげます。
その際に投げやすいようにした下準備なのです。


次は、この道具。
何に使うと思いますか???


使い方はこの様にして使います。
田んぼをこの道具で、縦と横に引っぱって行きます。


そうすると、このように碁盤目状に線を引く事が出来ます。
実はこの、線と線が交わっているところに苗を植えてい来ます。
という訳で、植える目安をつける道具でした!!


小学生の皆さんが頑張って植えました!!この後、浮いているのや、しっかり
植えられていないものを、一枚目のように、少し手直ししていきます。
そうすれば、秋にはたわわにコシヒカリが実ります♪


最後に、籾(もみ)からどのように苗が生えてくるのかもご紹介。
胚芽の部分から芽が出て伸びているのがよくわかります。

ちなみに、一粒の籾が秋には千倍近いお米になるそうです!!!!
何事も、深く見ていくといろいろな発見がありますね!!



南魚沼で様々な自然体験ができます!!

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2012年6月4日月曜日

被災地支援ボランティア ~大船渡~

南魚沼市災害ボランティアネットワークスタッフとして、参加されたボランティアの
方々と岩手県大船渡に第15次の被災地支援に行ってきました。

行程は、6月1日の夜発(車中泊)から3日夜解散という強行スケジュールにも
関わらず、市内の大巻中学校の生徒3名と先生1名、塩沢商工高等学校の
ボランティアクラブの3名を含む24名の方が参加してくださいました。

移動のバス車中泊でなかなか休めなかったと思いますが、6月2日朝に岩手県の陸前高田を通りぬけ大船渡を目指します。



陸前高田
テレビ等で記憶にある建物などが目に入ってきます。
正直な印象としては、思っていたよりも整理が出来ていたように感じました。
一帯が、がらんと開けている状態、海沿いはまだ海水があるところも。
ただ、このがらんとした状態は、防潮堤の高さが決っておらず、建築の許可が
出ていない為に公共の建物も、家の再建も出来ないからという背景があります。
市役所も、プレハブの仮庁舎がありました。

陸前高田を抜け、大船渡へ。
大船渡は、海岸線から急斜面にて町が広がっているように感じました。
その為か、道一本挟んで全く状況が違うという事。バスで走っていても、今でも
被害の跡が分かる所と、そうではない所との差がはっきりしていたのが印象的
でした。


大船渡市役所にあるボランティアセンターに到着。
大船渡は、予約制をとっており、このボランティアセンターにて全ての統率が
とられています。受付を終えマッチングという、現地のニーズに合わせてボランティアの
割り振りが行われます。

この日の南魚沼ボラの作業は、白浜海岸のビーチクリーンと、個人宅の田んぼの
ゴミ拾いでした。2チームに分かれ、田んぼを担当。


綾里地区の田んぼでしたが、大きなガレキは見当たりませんが、瓦、ガラスなど様々な
ものがあります。表面をキレイにしても掘り起こせばいくらでも出てくるんですよと
支援先のお宅の方から伺いました。




10名にて5時間の作業で田んぼ2枚分のゴミ拾いと分別をしました。
可燃ごみ、プラスチック、木材、金属、ガラス、瓦、石、缶など。

拾うだけではなく、しっかりと分別をしないとただ荒しただけになってしまいます。
この後、支援宅の方が集積所まで運ぶそうですが、分別しておかないとものすごい
仕事を残していってしまう事になります。
この様な、支援を受ける方の要望をしっかりと情報として聞くことがとても大切です。


作業を終え、ボランティアセンターに戻るとうがい薬を用意していてくれました!

宿泊は、住田町大股地区公民館。
南魚沼以外にも、他のボランティアの方が大勢いらっしゃいました。館内だけでは
なく、グラウンドにテントを張る事が出来るのですが、多い頃はびっしり埋まって
有名になったところです。

 夜は、全員集まって明日の連絡や自己紹介などを行いました。
高校生の熱い思いもとてもステキでした!!


翌朝も、大船渡のボランティアセンターでのマッチングから始まります。
資材などの打合せも行い、作業で使う道具等を確認します。

ボランティアセンターに複数の東京ナンバーの軽トラがありました。この軽トラも
震災後に東京から送られてきたそうです。

現場は、越喜来地域。
昨日、大船渡や陸前高田のような市街地を見て、思ったよりも片付けが進んでいると
思っていましたが、郊外にある地域は、正直思っていた以上にまだ手つかずなんだと
思いました。

海岸線のすぐそばにある小学校前が現場です。








海岸線だっただけに、被害が大きかったのでしょうか。そして、この時間に子どもたちが
いたのか。ただそれだけが無性に気になります。

作業は、小学校前の側溝の泥出し。

重たい鉄のふたを開けて、中の泥を出して土嚢袋に入れていきます。
みんなで役割分担をしながら作業を進めていきます。


弾ける若さと、底なしのエネルギーで高校生大活躍!!!
そして大人の知識と経験が相まって、ガンガン掘って行きます。


午前中の2時間の作業でしたが、こんなに積みあがりました。
大船渡のボランティアセンターに戻って、報告をしたら今回の作業は終了です。

また、えっちらおっちらと南魚沼までバスにて帰路につきました。

今回、大船渡に行ってみて感じた事は、現地のニーズが前と変わってきていることです。
段々とパワー系の作業ではなくなってきており、個人宅への引っ越しや草刈り、
建て替えに関する作業、そして、専門の知識を持った人による傾聴やメンタルケア
などに移ってきています。

この様なニーズを、ボランティアに行く側がしっかりと認識をし、かえって現地の方を
困らせないようにする事を心掛ける必要があります。

決して、ニーズがなくなった訳ではありません。ただ、誰もが出来る訳じゃない
事も増えてきています。
ぜひ、今東北で何が求められているのかに耳を傾け、関心を持ってもらいたいと
思います。

今日も、現地で沢山のボランティアの方が動いています。
先ずは、知る事から。そして自分の目で見て、感じる事。
なかなか、最初の一歩は難しいですが、二歩目は軽く出ます。
そのお手伝いをボランティアネットワークがお手伝いします。

まだ、今後の被災地支援日程は決まっておりませんが、決まり次第HPを通して
発表致します。

南魚沼市災害ボランティアネットワークHP