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2010年5月10日月曜日

塩沢牧之通りにオープン雁木屋(がんぎや)

南魚沼市には「牧之通り」といい
江戸時代の三国街道の塩沢宿を再現した通りがあります。



そこに宿場街らしいお店が並んだ、雁木屋(がんぎや)が新たにオープンしました!
お店の内容も塩沢宿にちなんだお店になっているようです。





お蕎麦屋さん



団子屋さん



特産品のお土産屋さん




カステラ屋さん






反物屋さん





牧之通りがにぎやかになりそうです。


トイレはこんな感じです。


男性が彦星 女性が織姫だそうです。




今日はオープンなので人力車もいました。


この人力車はお団子屋さんの社長の趣味のようです。
ひとまず今日だけですが近いうちに
牧之通りで常に走らせる計画のようです。



5月13日追記

牧之通りについてなかなかいい説明がないのですが
体験村事務局になっている
(財)山の暮らし再生機構の観光ガイドスペシャリストが
牧之通りについて、地元に人達から聞いた
ここだけの話をまとめましたので
ちょっとコピペします。
貴重な話ですよ・・・


------------------以下引用---------------------
平成14年の春、若者が会議で言った一言が街を大きく動かした。
「孫や子の時代に誇れる街を造ろう」反対する人はいなかった。
方向としては「塩沢雪国歴史街道」で雁木を付け雁木の似合う街にする。
コンセプトは「雪国の歴史と文化」
さぁ商店街が動き出した。雁木は個人の敷地を2メートル下げて個人が建設する。
協定運営委員会で人の家の外観に、ものを言う。
「こうしたい」と言うのを「そうしないで、こうしてくれ」と頼む。
するとまたお金がかかる…
「これだけ街づくりに協力しているのにまだ言うの?!」
一筋縄ではいかなかった…と当時を振り返る関係者。
こんな事を6年もくりかえして、ようやく工事も最終段階に来た。
男がハード面をやっているので、射干の会(商店街の女性グループ)が中心となって始めたソフト事業が、塩沢のまちぐるみの事業になってきた「ひな雪見かざり」や「塩沢つむぎ語り」などのイベントである。
そうするうちにバスを送り込むという旅行社やバス会社が出てきた。
様々なことから、様々な人が来て人と人が繋がる…大きな夢がまだまだだが、「子や孫に自慢できる街」が完成しつつある。
あとは、ソフト面の強化。


なぜ牧之通り?江戸時代の文人、「北越雪譜」の著者、鈴木牧之が塩沢の生まれなので牧之の名を頂き牧之通りと名付けられました。
塩沢らしさにこだわり雪国の歴史や文化を生かした統一感のある雁木のある街並み (雁木とは…「雁木造(づくり)」の略。
東北や信越などの積雪地方で、町家の軒先からひさしを長く張り出し、その下を通路として、積雪中でも人々が通行できるようにしたものです)
旧三国街道沿いの宿場町として栄えた塩沢宿がよみがえりました。
今では宿屋はありませんが豪商や造り酒屋そば屋に団子屋、両替商等、古き良き時代の建造や味を楽しむことができます。
また、塩沢はなんと言っても古くから栄えた織物の町。現在でも塩沢縮や塩沢お召、越後上布など、高級織物の産地として知られております。
中でも1200年前から織られている越後上布はユネスコの世界遺産に登録させました。塩沢牧之通りでは越後上布もご覧いただくことができます。