5月末から募集が始まり、続々とお申し込みが届いています!
もう定員に達するコースも出てきています。
体験村が始まった1999年ごろには、多くみられた長期キャンプも
最近ではだいぶ数が減ってきましたが、体験村は長期の12泊13日
コースをメインとして今でも開催しています。
二週間もあると、ある意味もう生活です。
ですので、遊んでばかりもいられません。そこで、自分の事は自分です。
みんなの事も進んでする。そういった共同生活を行っています。
昨年からは、地元の文化や風習も取り入れ、地域の年長者から
生活にのマナーなどのお話を聞いたり、越後一のお寺である
南魚沼市の「雲洞庵」にて 早朝座禅を行って境内の掃除なんかも
させていただきます。
コースの頭に、この後の二週間に活きてくる、生活の事を行って
自分の事やみんなと過ごす為にはどうしたらいいのか、考える種を
身につけてもらいます。
あとは、自分で考え、みんなで考え、この二週間しか共に過ごす事の
出来ない仲間と生活を作っていきます。
そして、やる事をやったらやりたいだけ遊ぶ!
まぁ、やる事やらないとやりたい事が出来ないともいいますが、
そこは結構シビアにいきます。
自分で洗濯や、靴洗いをします。食事の配膳も、食べる人が
どう感じるのかを考えながらグループで担当しながら行います。
最初のうちはなかなか不慣れですが、さすが長期だけあって
後半には、そこいら辺の学生なんて目じゃないくらいの配膳や
気の回し方が出来るようになるのをみると、むしろリーダーの
方が襟を正されます。
キャンプ終了後の保護者アンケートの集計では、
・帰ってきてから自分の事は自分でするようになった。
・食事の準備片付けを進んでしてくれるようになった。
・親の話の聞き方が変わった。
・料理に興味を持つようになった。
などの声が届いています。
しかし、何週間か家で過ごすうちに消えていってしまう傾向に
あるようですが。。。
ただ、子ども達の中にはしっかりと残っているようです。
この冬初企画で、雪まみれキャンプを開催しました。
一泊ですが、夏の参加者がたくさんリピーターとして参加してくれました。
その中で、発見がありました。
夏に教えた配膳をしっかりと覚えていて、初めて参加した子どもに
教え合う姿が見られました。
この動きが、子ども達から当たり前のようにして始まったのを見て
正直非常にうれしくなりました。このようにして、大人が一方的に
教えるのではなく、子どもたちどうして声を掛け合い、間違っている事は
しっかりと声に出し、そして教え合っていかれる方がいいと感じています。
この夏も、出来る限り自然な形でこのような流れが出来るようにがんばって
いきたいと思います。
今回は、楽しいばかりのご紹介ではなく、長期キャンプのちょっとした
いい所をお伝えしました。
夏キャンプ参加者募集 詳細ページ
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記 子ども自然体験村ディレクター タケ